2011年01月31日
商品ってなに?
どの業界にも〝商品〟〝サービス〟があります。
住宅業界にも様々な商品があって、ハウスメーカーさんなどは何十もの商品をお持ちです。
では〝商品〟とは何なんでしょう?デザイン?設備?価格帯?…
たぶん、ターゲットとコンセプトです。
「誰に何を」というところを具体化したものを〝商品〟としています。
ハウスメーカーさんであれば、20代~60代・70代までターゲットになります。
そうすると1つの商品では「誰に」の幅が広すぎて具体化できません。
で、ターゲット別に沢山の商品が必要になるわけです。
一方、それほど大きくない工務店はターゲットを絞ったPR活動をし
会社の家づくりのコンセプトを発信しています。
だから多様な商品ラインナップは持っていません。
〝商品〟があれば自由度は少し落ちますが、自ら決めなければいけないことが少なく
スムーズに家づくりができます。
一方、具体的な〝商品〟はなくコンセプトだけを持つ工務店は
多少分かり難く手間はかかりますが、より自由があるということです。
簡単に言うと、食事をする時にメニューから選ぶか、
おまかせコースに自分の好きなものをプラスしてもらったり、
苦手なものを除いてもらったりすることと同じ感じですね。
どちらが良いということはないんです。
ただ個人的には右脳思考の方は、
工務店での家づくりの方が向いているんじゃないかな?と思います。