2012年06月08日
エコ住宅=光熱費のかからない家
これまでも住宅の省エネ性能については少しは話題に上がってきていました。
しかし電力不足が現実になってきたり
太陽光発電の買取制度が充実してきたことによって
これまで以上に住宅の省エネルギーが求められるようになっています。
住宅の省エネルギーは大きく分けると
①断熱性能
②住宅設備(太陽光・エコキュート・LEDライト・その他省エネ性能の高い設備・蓄電池)
③暮らし方
で考えることができます。
工務店として取り組むことができるのは①と②の一部
これはエコロジーだけでなく、快適性に大きく影響するため
しっかり取り組んでいく必要があります。
とはいえ、断熱性能を上げる=コストアップになります。
イニシャルコストとランニングコストのトータルコストで判断するような
長期的な目線で「今必要な家の性能」を見極めていかなければなりません。
また、暮らし方については、住まい手の価値観になります。
どんなにエコ住宅に住んでいても、省エネを意識した暮らし方でなければ
快適になるだけで、エネルギー消費は変わらないかもしれません。
いずれにせよ住宅に求められるエコ性能は確実に上がり、その分コストは上がります。
メンテナンスにお金がかからない素材を選ぶことや、いつでも手に入る汎用的な商品を使うことで
トータルコストを抑えた住宅が必要とされる時代なのかも知れません。
個人的にはどの時代も手に入り、経年することで魅力を増す自然素材は
エコ住宅に最適ではないかと思います。
Posted by エルテオ at 12:00│Comments(0)
│家づくりあれこれ