2011年10月22日
風の設計。
亀の歩みで進めているマイホーム計画ですが、
昨日はYKK-APさんに、完成した図面の風の通り抜け具合をコンピューター解析していただき
その結果を説明いただきました。
地域の特性だけでなく、周辺の建築物の状況も考慮して計算された風の流れを見ると
これから建つ家の安心感が増します。
ちなみに姫路の風は、昼間は南西から、夜間は北西からの風が多いとのこと。
これは、昼間は海水より陸地(山側)が早く温められ、山側で上昇気流ができるために海から山へ
夜間は、海水の方が温度の下がりが遅いために海で上昇気流ができ、山から海へと風が吹く
という理屈だそうです。
その風をうまく取り込むことで、夏の間の冷房効率がかなり変わります。
偶然ですが、その風をうまく拾って室内に取り込み、対角にある窓から吐き出す位置に
しっかり窓を設けていました。
採光と通風は設計次第でどうにかなるものですね。
快適に過ごすためには、表面を整えるだけではなく
見えないものも設計していく必要があります。
それは風や光といった自然だけではなく
暮らし方・ライフスタイルといった家族や個人に由来することを含みます。
Posted by エルテオ at 11:00│Comments(0)