2011年12月01日

固定金利で安心の〝フラット35〟の新しい金利優遇について。




家を建てる予定の方ならご存知の方が多いと思いますが

金利には大きく分けて2つのパターンがあります。

固定金利と変動金利です。

固定金利は、借入期間内の金利が一定で支払い額も一定と、

安定していますが、変動タイプより高めの金利となります。

変動金利は、一定期間ごとに金利が見直され支払い額が変わり

不安定ですが、固定タイプより低めの金利となります。



どちらの金利を選ぶかはその時々の社会情勢によって変わりますし

どちらが正解なのかは誰にも分かりません。

できれば固定金利でしかも安い金利というのがベストです。



で、そんな美味しいとこどりに近いローンを組むことができるのが〝フラット35〟です。

今回制度が見直され〝フラット35Sエコ〟というローンを選択すると

最大で5年間は金利▲0.7%、その後20年目まで金利▲0.3%となるんです。

安定した固定金利を出来るだけ低い金利で借りることを望まれるなら〝フラット35〟です。



但し、上記の最大の金利優遇を受けるには条件があります。

大雑把にうと、住宅性能表示性とという住宅の性能を表わす制度の

住宅の省エネルギー対策等級「4」(最高等級)以上は必須で(※一部の例外を除く)

プラス、耐震等級「3」(最高等級)または、バリアフリー等級「4」以上、となります。

・・・こう書くとややこしいのでもっと簡単にいうと

当社の建物は追加負担なしで上記の基準を満たすので、最大の金利優遇を受けることができます。



家は進化し続けます。

であるなら、現行制度の最大のスペックというのが住宅に求められる最低ラインではないかなと

個人的には思うんです。

もちろん必要ない項目もあります。

でも、省エネと耐震性能については、スペックを上げておくことをお勧めします。

結果的に様々な優遇や諸制度の恩恵を受け、お得になります。  


Posted by エルテオ at 12:00Comments(0)家づくりあれこれ