2010年11月27日
ライティング
夜の家の表情を決めるのは、ライティングだったりします。
まず窓から漏れる明かりが蛍光色(白く明るい)か電球色(暖色)かによって
イメージが少し変わります。
私の好みは電球色です。
「ちょっと暗いんじゃないかな・・・」という心配もあるかと思いますが
お昼の間にオフィスや戸外で白く明るい光の中で過ごしているんですから
夜は昼間と違って優しいく温かい光の中で過ごすのが、リラックスするには最適なんです。
それに本を読んだりするのにも、問題ない明るさです。
写真は自宅のダイニングキッチンのライティング。
わかりにくいんですが、電球色のライトを使っています。
天井が高く勾配があるので、キッチン上とダイニングにペンダントライトを設置し
全体は壁のスポットライトで照らします。
スポットライトは天井に向けたり床や壁に向けたりして、その反射で全体を明るくしています。
あえて陰影やムラができるようにライティングすることで
機械的でない生きた味のある明かりをつくるんです。
同じ空間でもライティングによって魅力が増すんです。
今、家を建てようとお考えであれば、ライティングにもこだわってみてください。